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水に意識を向けて豊かになる

水を、ただの物質としてしか見ない世界は、とても貧しい世界です。
人類の歴史を振り返れば、水は命を育み、文明を生み、祈りの対象となり、浄化の象徴となり、畏敬の対象となってきました。
世界中の文化や宗教に、水を大切にする思想が残されているのは偶然ではありません。
それほどまでに、人は水の中に物質以上の何かを感じ続けてきたのです。
もちろん、水は化学的にはH₂Oです。
しかし、それだけで水を語り尽くせると思うのはサイエンティストのおごりにすぎませn。
人は数式だけでは生きられません。
経済合理性だけでも幸せにはなれません。
科学は物事を理解するための大切な道具ですが、人が何を大切にして生きるかまでを決めるものではありません。
現代社会は便利になりました。
一方で、心は疲れ、不安は増え、人とのつながりは薄れ、精神的な豊かさを見失いつつあります。そのキーファクターはなんでしょうか?
私は、人が「すべては水」だということを忘れてしまったからだと思います。
だから私は、水にもう一度意識を向けてみることを提案したいのです。
水を、ただの物質ではないかもしれないと受け入れてみる。
その瞬間から、水との関わり方は変わります。
水を大切に飲む。
水に感謝する。
水の循環を意識して暮らす。
水を汚さないように行動する。
そんな日常の積み重ねが、自分自身の心を静かに調え、暮らしを豊かにしていきます。
水の神秘性を証明する必要はありません。
まずは、その可能性に心を開いてみることです。
その先に何が見えてくるのか。
何を感じるのか。
その答えは、誰かから教わるものではなく、自分自身の人生の中で見つけていくものです。
私は、その豊かさには限界がないと思っています。
水に意識を向けることは、人生に意識を向けること。
それは、精神的な豊かさへと続く、終わりのない旅なのです。

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